PDF の保存
PDF を保存して追加または変更したすべての内容を保持することは非常に重要です。変更が失われないように、PDF ドキュメントを頻繁に保存する必要があります。PDF に行った変更は、元の PDF または PDF のコピーに保存できます。また、個々の PDF を他のファイル形式で保存することもできます。
元の PDF の保存
この操作により、新しいコピーを作成せずに、元のドキュメントへの変更を保存します。新規作成した PDF を初めて保存する時は、[保存] または [名前を付けて保存] を使用してファイルを保存することができます。どちらも [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスが表示されます。
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PDF を開くか作成し、変更を加えます。
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PDF ドキュメントを保存するには、次のいずれかの操作を行います。
新しいバージョンとして保存
既存のドキュメントの新しいバージョンを新しい名前で保存し、元のドキュメントに加えられたすべての変更を含む新しいファイルを作成することができます。この方法では、元のファイルは変更されずに、新しいファイルに変更を保存します。
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PDF を開き、変更を加えます。
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[ファイル] > [名前を付けて保存] を選択します。
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[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、元の名前を上書きしないように名前を変更し、保存する場所を指定して、[保存] をクリックします。
PDF のフラット化と保存
注釈などが変更されることを防ぐために、[フラット化] を使用して、ファイルを保存する前にインタラクティブ プロパティを無効にすることができます。テキスト マークアップ、レーヤー、フォーム、墨消しなどをフラット化できます。詳細については、ドキュメントのフラット化を参照してください。
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PDF を開き、変更を加えます。
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[アドバンス] > [ドキュメントを処理] > [フラット化] を選択します。
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[フラット化] ダイアログ ボックスで、オプションからフラット化する項目を個別に選択するか、[すべてを選択] を選択して、[OK] をクリックします。
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[ファイル] > [名前を付けて保存] を選択します。
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[名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、元の名前を上書きしないように名前を変更し、保存する場所を指定して、[保存] をクリックします。
自動保存
自動保存機能は、指定した場所にファイルの変更内容を累積的および定期的に保存することにより、作業内容が万一の停電やプログラムの異常終了で失われるのを防ぎます。自動保存によって元のファイルが変更されることはありません。作成される自動保存ファイルには、開いたファイルが最後に自動保存されてから加えられた変更内容すべてが含まれます。自動保存ファイルに含まれる新しい情報の量は、Right PDF Editor で自動保存ファイルを保存する頻度によって異なります。[環境設定] で自動保存の間隔を 1 から120 分の範囲で設定できます。例えば、自動保存の間隔を 10 分に設定すると、問題が発生したときに、それまでの 9 分間の作業内容が失われます。頻繁に自動保存を行うことによってデータの消失を防ぐことができ、注釈を追加する場合など、文書に広範囲の変更を加える場合に特に便利です。自動的に回復されたファイルはすべて左側の [自動回復] パネルに表示されます。
自動保存の設定
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Right PDF Editor で [環境設定] ダイアログ ボックスを開き、[全般] > [自動保存] を選択します。
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[次の間隔で回復⽤データの自動保存を行う: _分ごと(1-120)] を選択し、分単位の時間を指定します。
予想外のシャットダウンが発生した後の消失した変更内容の回復
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Right PDF Editor を起動するか、最後に作業したファイルを開きます。
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すべての自動保存ファイルは左側の [自動回復] パネルに一覧表示されます。ダブルクリックしてファイルを開きます。
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作業していた元のファイルと同じ名前でファイルを保存します。